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★世界で一番初めのバイクが復刻された話★

2024年5月5日

「世界最古のモーターサイクルブランドの一番初めに出たバイク」=「世界で初めてのバイク」

では「世界最古のモーターサイクルブランド」とは??

1901年にイギリスで創業した『ロイヤルエンフィールド』ということになります👀

ということは
「ロイヤルエンフィールドの一番初めのバイク」=「世界で初めてのバイク」ということですね✋

紆余曲折あり、現在はインド資本でインドのブランドとして拡大中のロイヤルエンフィールドは「世界最古のモーターサイクルブランドである」ことに誇りを持ち、過去へのリスペクトも忘れずに邁進中です👍

そんなロイヤルエンフィールド社内で「どうしても世界で初めての1台を復刻したい」と始まったのが【プロジェクト・オリジン】計画👀

ただし、完成までの道のりは相当険しく、残念ながら今日に至るまで、オリジナル(初号機)モーターサイクルの実車は見つかっておらず、ロイヤルエンフィールドの歴史というパズルの主要なピースが欠けており・設計図も無く、このモーターサイクルがどのように製造されたのか参考になるものは殆ど存在が無い状態・・・・。

残っていたのは1901年に撮影された数枚の写真、宣伝用の広告、図解入りのニュース記事だけでしたが、ロイヤルエンフィールドのプロジェクト・オリジンチームは熱意をもって取組・過去のニュース記事などからこのモーターサイクルがどのように見え、どのように機能したかを知るための手がかりを得つつも、歴史書をさかのぼり、2輪車の草創期に関する情報や100年前の知識を可能な限り掘り起こし、「オリジン」の発見と探求の旅に取り掛かりました。

ロイヤルエンフィールドUKとインドのテクニカルセンター、ハリス・パフォーマンス、ヴィンテージモーターサイクルの専門家たちとの共同作業により、すべての背景情報を収集~「プロジェクト・オリジン」チームは、忠実に動くレプリカを一から作り直すために、最新の技術と旧来の技術を組み合わせることになりました。

製作が進むにつれ、モーターサイクルを構成する部品の製造には高いレベルの専門知識と職人技が必要であることが明らかになり、「ロストテクノロジー(失われた技術)」といっても差支えが無いような造り込みが行われていた事実も判明・・・・。

最も複雑で入り組んだ部品のひとつは「折り畳み式真鍮タンク」。
このタンクは、一枚の真鍮板から見事に手作りされたもので、折り畳み、成形、ハンマーによる打ち付け、はんだ付けなど、今ではほとんど忘れ去られた旧来の工具や技術を駆使して、オリジンの復刻に使用されています。

こうして完成した「プロジェクト・オリジン」は、現在のロイヤルエンフィールドが持つ情熱・熱意・技術の結晶でもあり、数十年におよぶ創造性、開発力、創意工夫、そして強靭さを特徴とするロイヤルエンフィールドの歴史の新たな1ページを記す記念すべき1台になりました。

1901年に始まった世界最初のモーターサイクル(オリジン)は、その後の120年を超えて継続・進化を続けるロイヤルエンフィールドの素晴らしい旅の基礎となり、そして伝説へ・・・・・・・・・・👼